個人の海外送金にかかるTCS課税の最新実態と対策

 2023年10月1日より、インドからの個人海外送金に対するTCS(源泉所得税)の税率が驚異の20%へ引き上げられました。この重要な変更に対応し、Global Japan社とICICI銀行が、新しい税制の詳細、影響、そして適切に対処するための手続きについて解説します。

 第1部では、Global Japan社がTCSの基本構造と税法に基づく課税の関連性を詳細に解説。また、2023年の税法改正点、TCS納税手続き、それが個人所得税申告(ITR)とどのように関連しているかを分かりやすく説明します。

 続いて第2部では、ICICI銀行がTCSの課税実態および送金手続きの実務に焦点を当てて解説いたします。個人口座の種類、TCSが課税されるケース、海外送金の必要書類、そして、特に外国人口座保有者にとってのTCS免除の条件等を明らかにします。さらに、帰国前のNRO(非居住者)口座への変更方法についても触れていきます。

 このウェビナーでは、インドに居住する日本人が海外送金を行う際に直面する新たな課税環境を理解し、適切に対処いただく上で役に立つ情報をご提供できればと思っておりますので奮ってご参加ください。

日  時: 令和5年12月1日(金)
      日本時間 14:00~15:00 インド時間 10:30~11:30

会  場: 【オンライン】Zoomを予定
      (視聴URLは、セミナー前日までにご案内します)

内  容:

1.TCS課税の基礎と最新改正(Global Japan 田中氏)
 ・TCSの課税と納税の仕組み
 ・2023年10月1日以降の変更点
 ・Form 26ASと確定申告(ITR)の関係性

2.海外送金手続きとTCS適用ケースの理解(ICIC銀行香港支店 山木氏)
 ・個人口座の種類とTCSが課税されるケース・されないケース
 ・海外送金の手続き 
 ・帰国前のNRO(非居住者)口座への切り替え方法銀行口座開設手続き

3.Q&A

講師紹介:

山木 麻子氏(ゲスト出演:ICICI銀行香港支店 /ジャパンデスク

東京都出身。2014年にイギリスの大学卒業後、2018年に香港に移住。損害保険ブローカーにて、香港の日系企業の保険手配に約4年間従事。財産保険・貨物保険・労災保険、取引信用保険等の保険手配・保険事故処理を担当。2022年よりICICI銀行に入行しジャパンデスク担当。主に南インド地域の日系企業のお客さまを担当し、融資業務やサプライチェーンファイナンス、従業員の給与口座をはじめとした福利厚生の提案等、インド地場銀行のサービスを提供。

山木 麻子 氏

田中 啓介氏(Global Japan AAP Consulting Private Limited/Managing Director)

京都工芸繊維大学工芸学部卒業。米国公認会計士。        税理士法人において税務顧問として会計・税務・社会保険等アドバイザリーに約4年半従事。ナスダック上場企業において国際税務、ERPシステムを活用した経理部門シェアード・サービス導入プロジェクトを約3年経験後、30歳を機に海外勤務を志し、2012年から南インドのチェンナイに移住。2014年10月に当社を共同設立。これまで200社超の在印日系企業や新規進出企業向けに市場調査から会社設立支援、会計・税務・人事労務・法務支援サービスを提供している。

田中 啓介 氏

主催・共催: Global Japan AAP Consulting Private Limited、一般社団法人横浜インドセンター

後援(予定): 神奈川県、横浜市経済局、JETRO横浜、(公財)神奈川産業振興センター、
       (公財)横浜企業経営支援財団、 横浜商工会議所、(公社)横浜貿易協会

言  語: 日本語            

参 加 費: 無料

定  員: オンライン100名(先着順) ※受付を終了しました      

お申込み方法: 下記お申込みフォームよりお申込みください

申込締切: 11月29日(水)※定員を超える場合は早期に受付を終了することがあります            

お問合せ先: 横浜インドセンター事務局
       E-Mail:yic@yokohama-india.org  

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